花さき会 篠笛とハープの演奏で
◇東近江
篠笛と小さなハープの演奏で朗読や語りの活動を続けるグループ「花さき会」(代表・奈須秀子)はこのほど、東近江市勝堂町にある愛近江ゆとろぎディサービスで、地元に伝わる伝説「ハナの木観音」のお話会を開いた。
物語は、第十一代彦根藩主の井伊直中が初孫の供養に天寧寺(彦根市)に聖徳太子ゆかりのハナの木(北花沢町)で本尊を奉納するよう命じたが村人が反対、村長が夢の中で女から告げられた大風で折れた枝で地蔵菩薩を作ったとされるもの。
北花沢町の西澤たみさん(96)宅には、その地蔵菩薩や直中公からの代々残してほしいという願いとお礼の手紙が残されていた。この話は郷土作家の平居一郎さんによって著書で紹介された。
今回、西澤さんが存命のうちに聞いてもらおうと、開いたもので、隣の福祉施設愛近江ゆ加里に入所中の西澤さんと他二人が訪れ、スライドに映される絵と、篠笛、ハープの音に乗せて語られる物語に、じっくりと耳を傾けた。
上演のあと西澤さんは、「ありがとう、たいへんよかった」と感謝した。






