ようやく一歩が踏み出せた どこにも負けないまちに
◇東近江 小椋正清東近江市長(65)は先月三十日の市議会九月定例会閉会あいさつで、来年二月二十六日に任期満了を迎えるにあたって、再選をめざして出馬する決意を表明した。市長選挙は、来年一月二十九日告示、二月五日投票で、市議会議員補欠選挙(欠員一)と同日で執行される。市長選への出馬表明は、小椋氏がはじめて。(松村好浩)
小椋氏は、『三つの理念』(※1)と『五つの基本政策』(※2)をもとに、豊かな歴史・文化・伝統と、鈴鹿から琵琶湖まで一つの市域となった広大かつ多様性のある自然など、合併によるスケールメリットを最大限に生かして市政発展のために全力で取り組み、「ようやく一歩が踏み出せた」と、一期目三年半の実感を表現した。
その上で、「社会経済状況が劇的に変化し、財政状況がますます厳しくなる中、地域間競争に打ち勝ち、人口減少社会という現実に挑戦する戦略的な行政運営を進め、『うるおいとにぎわいのある東近江』を実現するため、若者が夢をもつことのできるまち、高齢者が安心して日々を送ることができるまち、結婚から出産・子育てが安心してできるまち、充実した教育のできるまちの構築に努めたい」と、市政継続への意欲を示した。
一般質問の出馬意向を問う質問には「熟慮中」と答弁して、出馬の明言を避けていた。そして、初心に立ち返り、謙虚に自らを見つめ直し、熟慮した結果、「次の節目となる二十年に向けて、どこにも負けない、すばらしいまちにしたいという思いが一層強くなり、市長選挙に挑戦する結論にいたりました」と、出馬を表明した。
小椋氏は東近江市蛭谷町生まれ、政所小学校入学、八日市北小学校、聖徳中学校、彦根東高校、同志社大学卒。県警、在ニューヨーク日本国総領事館領事、警察庁国際テロ対策欧州・中近東担当、県警本部刑事部参事官、県防災危機管理監などを経て、平成二十五年の市長選で現職を破り、初当選し、三代目市長に就任した。
※1 『三つの理念』▽二度の合併でできたまちのスケールメリットを生かし、均衡ある地域の発展をめざす▽市民の声を生かした市政運営を行う▽豊かな歴史・文化・伝統を誇るまちの姿を子どもたちに伝え、若者が夢を持てる地域にする
※2 『五つの基本政策』▽均衡ある発展をめざした地域の活性化と基盤整備▽地域医療の充実▽農林水産業の育成▽教育・子育て支援の充実▽安心・安全なまちづくり






