暮らしを彩る作品展 かわらミュージアムで25日まで
◇近江八幡
八幡堀端のかわらミュージアム(近江八幡市多賀町)で企画展「暮らしを彩るトールペイント」が開かれている。二十五日まで。
トールペイントは、十八世紀中頃にヨーロッパで流行した主に家具などの木製品に絵を描く手芸作品のことで、移民によりアメリカに伝わり、色あせた家具などに描画を施すことにより、ものの価値をのばしたことから広く受け入れられ、普及したといわれる。
その技法が日本にも伝わり、現在では陶器やガラス、布など、さまざまな素材が使われ、繊細で鮮やかな色合いの作品が生み出されている。
今回の展示では、近江八幡市を中心に創作活動を続けているトールペイント教室の指導者と生徒ら十五人の作品百二十二点を一堂に紹介するもので、それぞれの自信作が作品づくりの楽しさを伝えている。
会場にはトールペイントの特徴である繊細な描画にマッチした配色で仕上げられたもののほか、木板に動物や花などを描いた作品や十二支、百人一首、ひな人形といった日本的な図柄の作品もある。また、木箱やかご製バスケットのふた板、ぼんなどに描かれた応用作品も並んでいる。
入口には、トールペイントのルーツや国々による作風の違い、伝統技法の進化、歴史などの解説パネルも展示している。
あす十日午前十時と午後一時からの二回、トールペイント体験教室が開かれる。参加費五百円(材料代)。参加申し込みは、同ミュージアム(TEL33―8567)へ。
開館時間は午前九時から午後五時まで(入館は午後四時半まで)。十九日(祝日)を除く月曜と二十日は休館。






