自治刻刻 みんなで考えよう「地球温暖化」対策について
先日(7月3日)、今年初の台風1号が発生し、沖縄南部の先島諸島から台湾へと上陸しました。先島諸島での最大瞬間風速は81.1メートルと報道され、家屋や電柱がのきなみ倒壊している様子がニュースで流れておりました。まさに最近よく報道されますスーパー台風であります。また一方、国内内陸部、特に九州地方では猛烈な集中豪雨に見舞われ、マンホールの蓋が吹っ飛ぶなど、自然の猛威をまざまざと見せつけられたものであります。
今日までこのような災害が皆無かといえばそうではありません。しかし、それは50年確率とか、100年確率とか、50年や100年に一度襲ってくる災害であったと思います。しかし最近は、このように毎年、しかも年々頻度も増えてきております。
よく東京電力(株)の福島第一原発事故後、原子力発電所のリスクが運動家により訴えられ、その結果、原発は全て停止いたしました(ただし、川内原発は5月に安全が確認され稼働中)。運動を進めている人たちは、原発稼働ゼロでも電気量は不足しないといわれておりますが、実際はそうでしょうか。
確かに原発ゼロで想定された電力不足は生じておりません。その背景には、なんと火力発電所が新たに17基、また停止中の13基を再稼働し計30基の火力発電所の稼働があったからだといわれております。火力発電所の燃料はLNG、即ち液化天然ガスであり、火力発電所の煙突から排出されるガス温度は極めて高温であり、そのことが地球温暖化を増長していることは、専門家の報告を見ても明らかです。そのことが、土砂災害、突風、竜巻、ゲリラ豪雨、爆弾低気圧、スーパー台風等、近年よく耳にする異常気象につながっているのではと思います。
また、中国の南沙諸島での人工島造成や、そこでの軍事基地設置等も地球温暖化とは無縁でないといわれる専門家もいます。それは、地球温暖化により大海の水温の変化が著しく、海洋資源が変化、即ち今日まで漁獲できていた海洋資源(魚介類)の分布に変化がみられ、他国の領海での漁獲を余儀なくされるからとの説もあります。
このように考えますと、ただ単に地球温暖化がもたらす問題は、熱中症や熱波といった災害だけでなく、国際紛争へと発展させる可能性も大いにあるということも否定できないのではないでしょうか。今一度、みんなで地球温暖化への対策を真剣に考える必要があるのでは・・・。






