県政NOW イギリスのEU離脱から考えること
参議院選挙が始まって間もなくの6月24日(日本時間)、イギリスが国民投票の結果によりEU(ヨーロッパ連合)を離脱することを決定しました。このことは日本はもとより全世界にとって非常にショッキングな出来事でした。現在のところ株価は以前の水準にほぼ戻りましたが、一瞬にして世界中の株式が全面安となり急速な円高が進み一時は1ドル100円を割る事態となりました。現実の離脱までには時間がかかることや交渉が簡単には進まないことがわかってきたことなどから現在では落ち着きを取り戻していますが、いずれにしても今後の世界経済に良い影響を及ぼすとは考えられません。
さて今回のイギリスの騒動で感じることがありました。それは「世の中にはそんなに甘い話はない」ということです。ジョンソン前ロンドン市長や独立党のファラージ党首の甘い誘いにだまされた結果、今後イギリスは世界的な影響力を失い経済的にも苦しい立場に追い込まれる可能性があります。スコットランドの独立問題も再燃しかねませんし、ロンドンの金融市場が失うメリットは計り知れません。後悔した多くのイギリス国民が国民投票のやり直しを求めていますが、こちらもそんなにうまくはいきません。
さて日本でも参議院選挙が先ごろ終わりました。私たちは選挙期間中、地方創生を実現するために経済再生を最優先課題として、観光や産業振興またはインフラの整備などに取り組むことを訴えました。これからは皆さんと約束したことを着実に進めてまいります。一方で野党の皆さんからは年金や介護・医療・子育て支援などの社会保障制度に対して厳しい批判を受けました。これらの課題に対しても国民の皆さんに後悔をさせないように各政策をしっかりと前へ進める覚悟です。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。






