自治刻刻 熊本県の無事を祈る
阪神淡路大震災から21年、東日本大震災から5年。またまた震度7の地震が熊本県を中心に九州を襲いました。お亡くなりになった方々へお悔やみを申し上げるとともに、怪我をされた方々の一日も早い回復をお祈りします。
今も熊本、大分両県は、連日大小の揺れにおののいておられます。熊本地震に対する応援は、関西広域連合を窓口として、県からの要請を受けるという形で実施しており、発災直後は給水車や保健師の出動準備をし、現時点では、被災家屋の被害状況の正確な把握を目的として、技術者を派遣しております。今後、避難所の支援や復興のための応援等についても積極的に対応していきたいと考えております。
現在日本は地震の多発期にあると言われていますが、大地震の発災間隔が短くなってきている現実を直視し、私たちの東近江市においては、鈴鹿西縁断層帯が走っており、今後30年の発災確率が0.08~0.2%であることにかんがみ、いつ発生してもおかしくないことを認識し、準備を怠らないことが必要です。
東近江市では、昨年危機管理センターを整備し、主要な公共建物は順調に耐震化を進めております。また、万が一発災した場合に備えての防災訓練の実施をはじめ備蓄品の充実やBCP(業務継続計画)も策定しました。しかし考えられるだけの備えを十分にしておいても、いざ発災という場合に備えが十分に機能するものではありません。よく自助、共助、公助ということが言われますが、これらは別々に機能するものではなく、一人ひとりの自助の力がそれぞれの立場で「助け合う」ことによって共助となり、公助へとつながっていくものと考えます。そうして地震を含め、自然災害に対しては、常に「今地震が来たら自分はどういう行動をするのか」ということを具体的に想定して考える、つまり「イメージトレーニング」が重要なことではないかと考えます。
熊本や大分から遠く離れたところにいる私達ですが、地震動がおさまり、復旧・復興に向けて順調に動き出すことを祈らずにはおれません。






