どうなる東近江大凧 その後の動き見えないまま
◇東近江
百畳敷東近江大凧「縁あって繋がる」が観客席に落下し、一人が死亡、多数のけが人を出した「2015年東近江大凧まつり」からまもなく半年。事故の原因や安全確保のあり方、事故責任の所在など、いまだに何も明らかになっていない。市民の中で話題になることもほとんどなくなっている。このまま、市民や世界中の凧愛好家に背を向けたままで良いのだろうか。
普通、大事故が起きた場合には、事故原因の究明や再発防止に向けて専門の委員会などが立ち上げられるのが通例である。しかし、今回の事故については、検証のための委員会、それどころかまつり実行委員会すら開かれていない。唯一開かれたのは、事故当日の記者会見だけで、その後の状況の変化、対応協議など、まったく闇の中に消えてしまっている。
関係者によると、毎年、成人式に揚げる「祝成人大凧」については、製作するが新成人による飛揚を行うかどうかは不明という。また、将来の担い手となる子どもたちに東近江大凧の技術を伝え、西暦二〇二〇年に東近江大凧の世界無形文化遺産登録をめざす平成十九年から始まった「チャレンジ大凧2020」については、今年度は取り組まないことを決めている。





