自治刻刻 ヨーイドン
スポーツの秋、爽やかな風が吹き渡る秋空の下、そこかしこで運動会が行われています。幼稚園の運動会、色とりどりの帽子をかぶった園児の元気な笑顔に心が和みます。「トントンシュ」のかけ声で可愛い腕を伸ばし整列します。「トントンシュ」のかけ声は50数年前と同じです。ヨーイドン、園児たちは小さな身体で走ったり踊ったり一生懸命。応援する父母、祖父母、カメラやビデオの放列、園児たちは注目の的。昔の運動会は、秋の穫り入れの最中で今ほどたくさんの親たちが駆けつけることはありませんでした。早朝に打ち上げられる花火は運動会開催の合図、運動場には万国旗が飾られ、テントが並び石灰で引いた真っ白のラインが鮮やかでした。
中学校時代、陸上部に所属し他の部に競走は負けてはならじと長い鉢巻を締めて必死で走ったものです。当時の「集団演技」フォークダンスは密かな楽しみの種目、定番は「オクラホマミキサー」、女子の肩に腕をまわし、手をつなぐことは照れくさいけれど淡い期待もありました。応援も大きな声を出したり笛を吹いたりチームが一丸になりました。地区の運動会にもよく参加し字別対抗リレーにはほとんど毎年出場しました。ランニングシャツやパンツに鉢巻を締めると緊張感がみなぎり、現役時代に戻ったような錯覚をしたものです。ルールを守り全力で競技し相手を尊重するスポーツマンシップは素晴らしい。だからオリンピックは平和の祭典とも言われています。
先の通常国会では、憲法という最高のルールからはずれ平和主義を危うくする「安全保障法制」が強行可決されました。それでも若いお母さん達も小さな子どもの手を引いて国会議事堂前に集まり「この子を戦場に送らない」と声をあげ、高校生や大学生など若者も立ち上がり世論が広がっていることはこの国の希望です。あきらめないで「ヨーイドン」。あらためて憲法を守り立憲主義を守り、真に平和で民主的な社会をつくるために力を合わせましょう。






