自治刻刻 仲間づくり、健康づくりで人生を豊かに―竜王町シルバー人材センターの活動に触れさせていただいて―
少子高齢化社会に向って世界最速で進む我が国であります。平均寿命が女性は86歳で世界第1位、男性の平均寿命も80歳を越えました。全国の各自治体では、健康づくりへの取り組みが強く打ち出され健康寿命を延ばす運動が展開されています。高齢者の方々が健康で明るく毎日をお過ごしくださることが自治体の持続条件の一つでもあると同時に、長寿社会では、皆さんの夫々お持ちの人生の質を高め、豊かになることが重要でもあります。人生の質を高められる要素として(1)語り合える仲間があること(2)一人で時間を過ごせる趣味等があること(3)毎日ではなくても仕事に就くこと、この3点を見識者が述べられています。今本町には、250名の会員を有する竜王町シルバー人材センターがあり年間の受託作業金額が1億円を超える充実した活動をされており、県や国から何度も表彰されています。ここ数年、国内の各地より関係機関の方が視察、研修にお越しになり、私も嬉しく思っている次第であります。仕事が多忙な日には朝7時半には出勤され仕事の段取り等に余念がありません。活き活きとした表情で挨拶され、笑顔で接客されている事が仕事量の増加に結びついているものと感謝致しております。また、仕事量の減る冬場のことを考えて、一昨年より熊手の製作にも取り組まれています。丈夫で使い易い熊手を作ろうと何度も試行を繰り返され、最近では、注文数量も格段に増えてきたと聞いています。「素材となる竹の質、竹の曲げ方、止め方、竹の本数、いつ竹を切るか、適材となる竹の見分け等々、いい熊手を作るには研究に余念が無い」と事務局長の言葉です。9月からは竹の伐採に入り、6~7名の会員の方が熊手の製作に取り掛られます。言わば7名の雇用を創出された訳ですし、インターネットでもこの熊手作りを紹介されてから、遠くは岩手県から見本送付の依頼があるほどです。シルバー人材センターの皆さまは、仲間づくり、そして受託作業や商品作り等で、「やりがい」や「生きがい」を感じられ人生の質を高められることに繋がっているのではないかと思います。今後も会員の方の増加、更に充実した団体にして下さることを希うものであります。






