竜王町長 竹山 秀雄
梅雨期ではありましたが晴れ間が覗く好コンディションの下で、6月7日に竜王町消防団のポンプ操法大会が開催されました。本町の消防団員数が188名でありますが、今年の大会にはポンプ車の部が5チーム、小型ポンプの部が21チーム、合計で26チームの出場があり、殆どの団員が選手として若しくはサポート役として参加してくれていることになります。それぞれの団員が自分の役割を果たされ、ありがたいのひと言につきます。
さて、全国的に消防団員を確保することが難しくなっている昨今、ある集落では聴覚に障がいのあるA青年を消防団に誘ったところ入団してくれました。もちろん、消防団活動は危険が伴うものであり入団に際しては、消防団幹部の理解があってのことであります。
今回の大会で、そのAさんが小型ポンプの部で一番員として大会に出場し見事な技術を披露してくれました。指揮者の号令には読唇術にて即座に応じ、堂々とした動きが私たちの目に入り、操法終了時の拍手も一際大きかった様に感じました。
全チームの操法が終り、成績発表にてAさんのチームが“優勝”となり会場はどよめきの歓声が湧き上りました。惜しみ無い称賛が拍手になったものとも思われた次第です。無論のこと、一番員個人としても受賞され、表彰を受けた後の仲間の団員たちの笑顔は消防団としての宝物とも思えました。またAさんの操法を観客席から見守っておられたお父さんの姿がとても印象的であったこと、そして私の近くでは消防団長他幹部がAさんの笑顔に目を潤ませている様にも見え、大きな感動を覚えた次第です。この大会の1週間前には町制施行60周年の記念式典で60年の歩みから新たな1ページを皆さんと共に築いて行こうと述べさせていただいて、すぐにこのような場面に接することが出来ましたことに感謝の限りであります。
今年は女性消防隊が全国大会に出場する予定もあり、頑張って欲しいと思っています。消防団の皆さんありがとう。






