延命山の打上げ花火
◇東近江
一昨年に一度復活した延命山の打上げ花火を、今年の「八日市聖徳まつり」で二年ぶりに開催すると、八日市観光花火振興会がこのほど発表した。
八日市聖徳まつりのフィナーレ
市制10周年の祝賀セレモニーで
八日市市街地の夜空を光と音で彩る真夏の風物詩として親しまれ、真夏の祭典「八日市聖徳まつり」のフィナーレを飾った延命山からの花火は、保安上の問題から平成十六年を最後に一度許可されなくなった。
市町合併後の平成十七年からは▽東近江市誕生記念ならびに湖東八日市線開通祝賀記念花火大会(平成十七年十二月 愛知川東近江大橋上流)▽十二万人都市誕生と聖徳まつり祝賀花火大会(十八年七月 愛知川八千代橋下流)▽十二万人市民の花火大会(十九―二十一年七月 八千代橋下流)▽布引運動公園陸上競技場オープン祝賀花火大会(二十二年十月 布引グリーンスタジアム)▽八日市大凧まつり祝賀前夜祭花火(二十三年五月 東日本大震災のため中止)▽東近江大凧まつり祝賀前夜祭花火(二十四年五月二十六日 布引グリーンスタジアム)と、名目や場所を転々と変えながら開催を続けた。
会場が遠くて参加しにくいことや、復活を切望する市民の声の高まりもあり、振興会の粘り強い交渉で、平成二十五年は火の粉が落ちない安全な花火での開催が認められた。
開市の祖、聖徳太子とふるさとの歴史と自然の恩恵に感謝を捧げ伝統文化の人々の和と交流によって、東近江の繁栄と親睦を図ることを目的に開催された第四十四回八日市聖徳まつりの江州音頭総おどりのあと、まつりを締めくくる「2013八日市観光花火大会」として復活した。振興会や市民は継続開催を願ったが、昨年は諸般の事情から開催には至らなかった。
しかし今年は、「東近江市制十周年祝賀セレモニー花火大会」として、四日に開かれた振興会役員会で開催が承認された。開催を願う市民、関係自治会、周辺地主の理解と協力に、花火打ち上げ業者による全国規模での山地で開催する花火打上げ調査、八日市消防署と市防災危機管理課や市消防団の安全対策ヘの協力があり、再び復活する。
今回打上げられる花火は、打上げ地点から十メートル以上上空で消火し、地上に火が落ちない花火を採用。八日市聖徳まつり総おどり大会終了後の午後八時半から約三十分間で、五百発以上を打上げる予定。
振興会では、「聖徳太子が八の日に市場を開き、八日市と名付けられた歴史のあるまち八日市を汚すことなくがんばります。また、延命山での花火大会が毎年続けていけるよう、八日市観光花火振興会役員一同、一丸となって取り組んでまいります」と、熱い心意気を見せている。






