県、縁センター、県社協が認証書交付
◇全県
滋賀の縁(えにし)創造実践センター(代表理事=前阪良憲氏、渡邉光明氏)と県、県社会福祉協議会は二十六日、大津市の県公館で、初の認証書交付式を開催する。
これは、障害を持つ人をはじめ、困難な課題を抱える人たちを地域で支え合う共生の場づくりに取り組んでいる(1)高島市の地区ボランティアセンター(安曇川、今津、マキノ、朽木、新旭、高島)(2)NPO法人もの忘れカフェの仲間たち「仲間」(守山市梅田町)(3)真盛園地域交流センター老いも若きも(大津市坂本)―の三団体(法人を含む)をたたえ、初めて滋賀の“縁”認証書を三日月大造知事が交付するもの。
縁センターは、国などの制度のはざまで支援が得られない人々が地域で暮らせる仕組みと場を県内でつくる推進母体(プラトホーム)として、高齢者や障害者、保育などの福祉関係者が制度や分野の枠を越えて、資金、知識を持ちより、昨年九月に設立された全国でも例のない取り組みだ。
会員は、県老人福祉施設協議会など十九団体、法人会員数百八十九などで構成。
具体的には、親の事情などで十分なケアが受けられない子どもたちのための「食堂づくり」や、地域で支え合う取り組みを「滋賀の“縁”」として認証する事業などを始めている。
縁センターや県、県福祉協議会ではこの五年間で三百か所を認証する計画だ。
なお三団体(法人)は、次の通り。
【高島市の地区ボランティアセンター】十年後には市内の全自治会四五%が限界集落や消滅集落になる恐れがあることから、六地区の住民福祉協議会が主体的に同センターを運営。住民、当事者、支援者らが気軽に話すことが出来る場所になり、身近な相談を持ち寄れる場、ボランティアの交流拠点、課題を抱えた人の居場所となっている。
【NPO法人もの忘れカフェの仲間たち「仕事の場」】認知症本人の自主活動と社会参加を目的として平成十六年に「もの忘れカフェ」を始めた医療法人藤本クリニックは、平成二十三年から就労の機会を望む若年認知症の人のための「仕事の場」づくりを行っている。
【真盛園地域交流センター老いも若きも】築八十年の古民家を改修し、赤ちゃんから高齢者まで、いつでもだれでも集える「みんなの家」として、社会福祉法人真盛園が十七年に開所。子どもから高齢者、障害のある人もない人も共に生き、支え合う居場所になっている。






