三日月知事が高く評価
◇全県
福井県や関西の住民らが関西電力高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働差し止めを求めた仮処分の申し立てに関して、福井地裁(樋口英明裁判長)は十四日、住民側の主張を認める決定を下した。原発の運転を差し止める仮処分決定は初めて。
関電は高浜3、4号機の再稼働を今年十一月と見込んでいたが、決定の取り消し・変更や仮処分の執行停止がない限り再稼働できなくなった。
この仮処分決定について、三日月大造知事は「人格権、また原発の安全性に重きを置いた決定だ。原子力委員会の新規制基準が合理性にかけるとされたわけで、今の原子力行政にとって重大な問題提起である。このことをしっかりと受け止めながら、今後の基準の在り方、審査の在り方、行政の在り方、エネルギー政策の在り方を検討していくべきだ」と高く評価した。
関電と自治体との安全協定の在り方について「様々な自治体の理解を得るべく安全協定の在り方も含めて協議、交渉がされている段階でのこの決定であり、影響がないということはない。実効性ある多重防護体制の構築が不可欠である。立地自治体のみならず、原発事故の影響が及ぶと想定される自治体(滋賀県など)に対しても、しっかりと同等、同様の協定を結び、相応の責任分担体制を構築すべきだと粘り強く訴えていきたい」とした。







