プロバスケ・レイクス本拠地
県立体育館 厳しい3年以内着工の確約
草津市立体育館 膨張する建設費
男子プロバスケットボールの新リーグ入りを目指すbjリーグ「滋賀レイクスターズ」が、参入条件である五千人収容の公立ホームアリーナを求めているのを受け、県と草津市は先月三十日から協議に入った。 (高山周治)
日本バスケットボール協会の改革を主導するタスクフォースの川淵三郎チェアマンから、三日月大造知事へ支援要請があった先月十七日から、約二週間で協議へ動いた。これは、新リーグ参加の届け出が今月末と迫っているため。
しかし、これについて「大きな金が動く話なので、議会の審議を経てからでないと難しい。今すぐ方向性をはっきり打ち出すことはできない」(県担当課)というように、リーグ加盟審査中の確約は厳しいとの見方がある。
新リーグ構想は、実業団中心のナショナル・バスケットボール・リーグと、日本プロバスケットリーグ(bjリーグ)を統合、発足させるもの。
新リーグ一部の参入条件は、五千人収容のホームアリーナが挙げられているが、レイクスターズは同規模のアリーナを持たない。
ホームアリーナの候補は、県立体育館(大津市におの浜)と草津市立体育館(同市野村町)の二館。アリーナの条件は、▽五千人規模▽三年以内の着工▽ホームゲームの八割開催-となっているが、すでに建て替え予定があり、交通アクセスに恵まれている、草津市立体育館が有力視されている。
県立体育館は、昭和四十五年の建築。観客席(bjリーグ開催時)は二~三階固定席千九百五席、一階約千席の計約二千九百席で県内最大。整備については、国体開催(平成三十六年)にあわせて新築または修繕で対応するのか今後決めるという。
一方の昭和五十二年建築の草津市立体育館は、老朽化に伴う建て替え計画が進む。同計画によると、観客席は、新リーグ一部参入条件となっている五千席より少ない三千席。
建築費用は当初約三十三億円としていたが、試算ミスで二十億円以上も上回る約五十五億円に膨らむことが明らかになっている。さらにこれを上回る五千人規模となると、市の担当課は「資金的に相当厳しい」としている。








