総合政策部長に堺井氏、総務部長に青木氏
◇全県
県は「平成二十七年度人事異動」を二十五日に内示し、四月一日付で発令する。機構改革は(1)知事直轄組織に、各部にあった再生可能エネルギーなどエネルギー政策を一元的にした「エネルギー政策課」の新設(2)商工観光労働部に「女性活躍推進課」を設置する―などだ。人事異動規模は、前年度並みの千四百人程度である。 【石川政実】
公室長に宮川氏、農政部長に高砂氏か安田氏
健福部長に藤本氏、商労部長に拾井氏
今月末の退職者予定者は、百五十一人(昨年度百三十八人)。このうち部長級退職者は本紙既報の通り、総合政策部長、総務部長、知事公室長、健康医療福祉部長、商工観光労働部長、土木交通部長、会計管理者、理事(びわ湖ホール館長)の八人。しかし、びわ湖ホールの山中隆・理事はOB職で残るため、実質的には八引く一の“七ポスト”が空き、七人の次長が部長級に昇格するとみられる。
総合政策部長は筆頭部長だけに、高島市の木材チップ問題で嘉田由紀子前知事を守りきった、人事課畑の堺井拡・琵琶湖環境部長が最右翼。総務部長は、財政課が長く、強面ながら茶目っ気もある青木洋・農政水産部長が最有力だ。
エネルギー政策課が新設される知事公室長には、米国俳優のショーン・ペンにそっくりで、感性に優れ、クールな宮川正和・総合政策部理事(文化・スポーツ担当=部長級)の横滑(すべ)りが本命だ。対抗馬は、知事にも平気で諫言(かんげん)する荒法師、土屋薫・東京事務所長(部長級)。
本命の宮川氏が公室長なら、同氏の理事ポストには、手固い冨永重紀・総合政策部次長がトコロテン式に昇格か。
琵琶湖環境部長は、重厚なベテラン組で固め、万能型の森野才治・企業庁長(部長級)、あるいは人事課畑の日爪泰則・監査委員事務局長(部長級)の横滑りか。
商工観光労働部長は、長期戦略から若手を登用するとみられ、決して人から目をそらさない拾井泰彦・土木交通部次長、陽気で攻めもできる福永忠克・商工観光労働部次長が有力。
健康医療福祉部長は、ソフトな切れ者の藤本武司・病院事業庁理事(部長級)が最有力。次いで幅広い才を秘める同部次長の中井氏の昇格の線も残る。順当なら、藤本氏が健康医療福祉部長で、病院事業庁理事には中井氏が後釜に座ることに。
農政水産部長は、財政課畑で剛腕な高砂利夫・教育次長や水産一筋で実直な高橋滝治郎・農政水産部次長の昇格か、意外なところでは、頑固一徹な安田全男・議会事務局長(部長級)の横滑りも。
安田氏が農政水産部長になれば、議会事務局長の後任には、人当たりのいい福永氏らの線も。
高砂氏が農政水産部長でないなら、同氏は日爪・監査員事務局長の後釜として昇格か。
土木交通部長には、道路が得意の技術畑の桑山勝則・同部次長の昇格が有力だ。
女性登用については、商工観光労働部に「女性活躍推進課」ができるだけに、同部に理事(部長級)をつくって、池田美幸・総合政策部管理監(男女共同参画課=次長級)を昇格させるとみられる。
ベテラン部長の“上がりポスト”である会計管理者には、日爪氏が横滑りして次期総務部長(二十八年度)に備えることもあり得る。






