県庁本館に銘板設置
◇全県
国登録有形文化財に登録された滋賀県庁舎本館前で、県はこのほど、登録を証明する銘板の設置式を開催した。
県都の象徴となる戦前最後期の大規模庁舎建築として評価され、昨年十二月に国登録有形文化財に登録された本館の正面玄関で銘板を三日月知事が直接取り付けた。
県庁本館は、昭和十四年五月に竣工した建物で、今年で七十六年を迎える。設計は、県庁庁舎を得意とした佐藤功一と建築装飾を得意とした国枝博、施工は大林組。
本館は鉄筋コンクリート造四階建て。屋根は陸屋根で、北を正面とし、正面中央に二段構成の塔屋が付いている。平面は中庭を囲むロ字型で、正面中央には重厚な車寄を構え、西翼部には県議会、東翼部には知事室がある。本館の外観は、大きく翼部を伸ばしたように映る。
外壁は、人造石とスクラッチタイル張りで、正面中央と両翼にコリント式の柱を並べ、外壁上部には歯状の縁取り装飾をまわし、正面側の屋上パラペットには、中央と端部にアンテミオンの飾りをのせている。内部空間は、正面中央主階段のテラコッタのデザインが特徴だ。
三日月知事は「国民的財産でもある県庁本館を大切に使っていきたい」と述べた。
なお現役の登録文化財としては、都道府県庁舎としては神奈川、静岡、愛知、和歌山に次いで五番目。








