竜王町長 竹山 秀雄
町内には16歳から29歳までの男女が活動している青年団組織があります。活動史59年になり、町の歩みが60年ですので、町制発足とほぼ同時に組織が出来ております。
青年団は、毎年さまざまな活動を展開し、後輩に活動また精神が引き継がれ、この間に青年団を経験した人の数は計り知れないほどであり、活動の拠点となっている団室(団員間での呼び名)には、県や国から数え切れない程の賞状や賞品が飾られ、このことを見ただけでも充実した青年団活動の歴史が伺えるものであります。
5~6年前は300人いた団員が、現在は約190人になり、100人以上減となったことで、今後の青年団のあり方や課題について懇談の依頼がありました。
本町の人口割合からしますと団員数は県下でも有数の組織率ですが、急激な減少は、団員にとって危機感が強く、今回の懇談会要望となったものです。
青年団の問題点や町への要望も併せて色々と意見が出ました。特に印象に残ったのが、“長きに亘り私たち青年団が活動を続けて来られたのは団室があったからです。勤務を終えた者、また遠方の学校へ通っている団員など、集まる時間が遅くなっての活動ですが、自分たちで管理することを条件に使わせていただいている団室は、いつ行っても仲間がいて、気軽に語り合え、団員にとっては家庭と同じです。”と言ってくれました。この発言で、若い方、ご年配の方の区別無く年代を超えてこころを寄せ合える場が必要であることを痛感しました。
役場周辺の建物の中では1番古く、老朽化が著しい団室にこれ程の重きものがあったことに改めて心を動かされました。青年団機関紙“若人”が今尚ガリ版印刷にて町内各戸へ配布されているのを見ますと、伝統的なもの、そして活動そのものが若者のこころの結びつきから生まれ出ているものであり、ここにまちづくりの基本的な要素があるように思えます。
団員数減に対しては、町としての課題ととらまえ、何を為すべきか、若者定住を強く打ち出している本町でありますので今後懇談会の回数を重ね、課題解決に向かってまいりたいと考えているところであります。






