近江八幡市長 冨士谷 英正
衆議院解散が現実味を帯びた先月(11月)17日に、大津市内のホテルにて第1選挙区選出で自民党の大岡敏孝代議士の国政報告会が、地元自治体の首長や日頃からお世話になっております私も含めた選挙区外の首長数名、勿論地元自治体の保守系市議全員の参加のもと、盛大に開催されました。
その中で、地元首長の一人であります高島市の福井市長が「大岡代議士は、三日にあげず私に電話で『福井市長、高島市に関して私に何かお手伝いさせていただくことはありませんか?』と声をかけてくださります。本来ならば、こちらからお願いするのが本意とは思いますが、なかなか時間的な余裕がありません。そのような時に電話をいただくことは、大変ありがたいものです。」と挨拶をされていたことが、非常に印象深く残っております。
その後の報告にて、過去二年間における自らの議員活動の成果を、「枚挙にいとまがない」という言葉がそのまま当てはまるほど述べられておりました。さらに最後は、これから選挙戦で戦う相手は野球で言うと「巨人」であるため、気をゆるめることなく地元のために頑張ると締めくくられました。その間の姿勢、言葉全てが謙虚さと感謝にあふれていました。そのことが結果として、先の総選挙での2戦2勝につながったのではと思っております。
今回の選挙については、いろいろ取り沙汰されておりますが、国民一人約600円、計631億円をかけただけの価値はと考えますと難しいかと思いますが、要は2年前の総選挙の延長の色合いが濃く、民主党の増は自律反発(前回は力量より少なく、今回は力量に相応しい議席数)であり、自民党の勝利でもなく、有権者は政権政党の受け皿となり得る野党がいないため「よりまし政党」としての投票ではなかったかと思います。
そのことが、過去最低の投票率約53%にも表れており、逆に投票に行かなかった「棄権党」といわれる方々が47%おられ、自民党の比例区得票数は棄権党の3分の1に過ぎません。このことは今後しっかり分析していただきたく思います。また、石破茂地方創生担当相のいわれている「地方創生の知恵は、霞が関にも永田町にもあると思えない。国の制度や予算を現場に合わせて変えなければならない。」との言葉は、大変重い意味があると思います。政治の基本である「国民との約束事は必ず守る」ことにも徹していただきたく思います。いずれにしても、政治は庶民の心の中にあらねばなりません。






