マーケット市を訪問して
先月末、東近江市と姉妹都市を締結している米国ミシガン州マーケット市への使節団の団長として訪問する機会を得ました。マーケット市との姉妹提携は、1979(昭和54)年、八日市市長山田正次郎氏の時代に結ばれたものであり、以降3,200人あまりの両市民がこのプログラムによって互いに訪問したことになります。
昭和54年に第1回の訪問団長として来市された北ミシガン大学教授のプライス・ヘンリー・デュアフェルト氏は、滞在中の農業視察で、不幸にも両足切断という事故に遭われましたが、氏の強い意志とリーダーシップにより、両市の友好関係が続いてきたのです。
ところが、氏が高齢になられ、交流の責任者を交代することを意識されておられる様子がみられ、自身が引退することでこれまでの良好な関係が今後も続くかどうか懸念されておられるのです。
私は、デュアフェルト邸を訪問し、今日まで蓄積してこられた東近江市との友好関係を示す様々なお話を直接伺うとともに、広い地下室いっぱいに陶器や日本書画、東近江の方々の寄せ書き等々が、ところ狭しと展示、保存されているのを目の当たりにして、改めてデュアフェルト氏の東近江市に寄せる熱い思いを感じ取ったのです。
そして私からは、これまで素晴らしい友好関係を育て上げていただいたことへの感謝の気持ちを伝え、今後も変わらぬ両市の交流と友好関係の発展のために市長としても努力していくことを約束させていただきました。
また、今回の訪問は河並議長にも同行していただいたことで、マーケット市長や議会が公式訪問を強く意識されました。シティコミッション定例会(東近江市でいう市議会定例会)への出席に加え挨拶まで求められたのは予期せぬことで、マーケット市側の東近江市に対するパートナーとしての期待の大きさを感じた瞬間でもあり、国際交流の大切さを身を持って経験する機会となりました。
東近江市は、米国のほか、中国、韓国、カナダ、スウェーデンの都市とも姉妹提携や友好関係を構築していますが、このことを市民にとっての大きなメリットとしてとらえ、国際交流の進展を図っていきたいものです。






