地域最速で負担を大幅軽減 発見率を向上、予防に威力
◇東近江
東近江市蒲生医療センター放射線科(東近江市桜川西町)に五月から体の断面を撮影するCT(コンピューター断層撮影装置)の最新機種が導入され、地域医療向上に期待が寄せられている。=写真=
導入機は、横になった患者の周りをX線発生器と検出器を一回転して体の断面図を〇・五センチメートル幅で八十列の撮影ができる東近江医療管内最速・高性能を誇る。従来機種が一センチメートル幅で二列の撮影だったのに比べ、飛躍的進歩であるだけでなく、患者の被爆量が四分の一になり、撮影時間も大幅に短縮される。
胸部検査での息止め時間が従来の十五秒から四秒ほどでよく、心臓の拍動に合わせた撮影や大口径七十八センチメートルで患者への圧迫感も大幅に軽減された。また、これまでは専門医療機関に依頼していた心臓CT検査も可能となり、内視鏡検査の前に大腸CT検査の選択が可能になるなど患者の苦痛を回避できる診断技術が加わった。内臓脂肪や肺がん検診などにもどんどん活用していく。
検診の充実を図ると共に、家庭医を中心とした在宅医療と消化器内科の専門医療機関の充実を目指しており、新施設も今年度内完成の予定で工事が進められている。






