小脇町 手順や安全確保は?
◇東近江
消火訓練のための火が参加者に引火し、三人が重症、七人が軽症を負う大事故が発生した。
四日午前六時四十分ごろ、東近江市小脇町の通称・みつくりグラウンド(旧・小脇郷グラウンド)で、小脇郷自治会連合会主催の「小脇郷ふれあい夏祭り」の準備を前に行われた消火訓練で、事故は発生した。
訓練に参加した人によると、午前六時半からのラジオ体操終了後、住民約百五十人が参加して消火訓練が始まった。地元消防団員が訓練用のオイルパンに水を張り、エタノールを入れて着火、別の消防団員が訓練用の消火器の取扱い方法を説明している一―二分の間に火が消えかけたため、火の勢いを確かめてその上からエタノールを注ぎ足したところ、火が勢いよく燃え上がり、五十歳の男性消防団員の顔、見学していた六歳と八歳の女児のスカートなどに火が燃え移り、居合わせた人たちが懸命に火を払うなどして消火したが、三人は大火傷を負った。
消火のための訓練が人に被害をおよぼす結果となった今回の事故。訓練の手順、見学者への安全対策ははたして十分だったのか。各地で同様の訓練が行われており、大惨事になる危険性もあることを再認識して、注意が必要。






