「滋賀県の郡役所」展
◇全県
県庁の県政史料室で二月十四日まで、「滋賀県の郡役所」展が開催されている。
平成の大合併によって県の郡の多くは消滅したが、いまもなお蒲生郡、愛知郡、犬上郡の三郡が現存している。なかでも、愛知郡には戦前期以来の郡(建物物)が残されている。
現在の郡は、県と町村の中間に位置づけられる地理的呼称として知られているが、戦前においては区画名称以上の機能が付与されていた。戦前の郡・郡役所には、郡長が置かれ、議決機関としての郡会・郡参事会が設けられていたように、廃止に至るまでの約五十年間、郡は自治団体としての機能を担っていた。
しかし郡域の編制、郡役所の談置が円滑に進んだわけではなく、県では、特に郡の分合(分離・合併)や、郡役所の設置場所が問題となった。
そこで今回は、歴史的文書の中から、県内における郡制・郡役所に関する文書を展示しているもの。展示内容は、県に所蔵されている歴史的文書(公文書)、および歴史的文書の複製、十八点。問い合わせは、県政史料室(TEL077―528―3126)まで。







