洋画家の岡島春美氏 陶芸家の笹山忠保氏
◇全県
ミホ・ミュージアム(甲賀市信楽)の運営母体である公益財団法人秀明文化財団(小山弘子理事長)は、第二十二回秀明文化賞に洋画家の岡島春美氏74(草津市)、陶芸家の笹山忠保氏73(甲賀市)に決定した。
同賞は、県内における美術・工芸の創作、制作活動に対する同財団の奨励事業で、絵画(日本画、洋画、版画)、彫刻、書、工芸(染織、陶芸、漆芸、その他)の分野において、県の文化振興と県民の精神文化の向上に多大な功績のあった作家に与えられるもの。
贈呈式は十七日午前十一時から、大津市のロイヤルオークホテルで行われる。
岡島春美氏は昭和十三年、高島市生まれ。作品は、身近な日常の中での家族や恩師、地域の人々の絆をテーマに、老人と子供などをモチーフとした温かみのある画風である。
昭和三十六年、滋賀大学学芸学部卒業光風会展初入選。以降、日展、京展、光風会展など受賞多数。また小・中学校教員、絵画教室の講師、自治体の展覧会審査員として長期にわたり美術教育に尽くしてきた。平成十六年草津市市制五十周年功労者表彰。現在日展会友、光風会会員として毎年出品。草津市美術協会顧問草津市展実行委員杉の子教室主宰。
笹山忠保氏は昭和十四年、甲賀市信楽町生まれ。作品は、日本の精神性を意識した前衛的なオブジェで、信楽の土味を活かした独自の造形美を持つ。
昭和四十年日本陶磁器デザインコンクール金賞。五十二年信楽陶芸展最優秀賞、六十一年第一回八木一夫賞展優秀賞など受賞多数。展覧会への出品は、昭和五十四年「アート・ナウ'79」(兵庫県立近代美術館)など国内美術展のほか、昭和五十七年からはイタリアやカナダの巡回展などに意欲的に出品する。また、京都芸術大学や滋賀大学で非常勤講師を務めるなど後進の指導にも尽力してきた。甲賀市指定無形文化財信楽焼技術保持者、国際陶芸アカデミー(IAC)会員。








