緩和措置拡大の要望相次ぐ
◇全県
今夏の電力不足が見込まれる中、関西電力は二十六日、県内の医療福祉の関係者二百人を対象に、計画停電に関する説明会を県庁で開いた。
計画停電は、七月二日から九月七日の二か月間(土・日・祝日および八月十三日~八月十五日除く)、午前八時半~午後九時において使用率一〇〇%超過が予想される場合のみ、実施される。ただし、人命に直接関わる医療機関(救急センター、周産期母子医療センター、災害拠点病院)、国の主要機関、県や市町、警察、消防などの官公庁については緩和措置がとられる。
説明会では、関電が「計画停電は万が一のためのセーフティネット」と強調し、「そうならならないよう供給力確保に向けてしっかりとりくむので、節電へのご協力をお願いしたい」と呼びかけた。
出席者からは「人工呼吸器をつけている患者が多く不安」「入所者が吸引などの医療行為を受けている」などと緩和措置拡大の要望が相次いだ。
これに対して関電は「計画停電は原則全てが対象。実効性を考えれば、緩和措置の対象は厳選する必要がある」とし理解を求めた。また、自家発電が必要な施設には「ポータブル発電機の配備を県と協議して進めたい」と述べた。
なお、停電の地域分けは、同社供給エリアを一~六グループに区分けし、各グループをさらに八つに分け、計四十八エリアに細分化。例えば滋賀県内は、大阪府南とともに、1―C、1―G、2―B、2―F、3―A、3―E、4―D、4―H、5―C、5―G、6―C、6―Fの十二エリアに分けられる。
各エリアでの停電は原則一日一回、二時間。実施時間帯は第一時間帯(午前八時半~同十一時)▽第二時間帯(午前十時半~午後一時)▽第三時間帯(午後零時半~同三時)▽第四時間帯(午後二時半~同五時)▽第五時間帯(午後四時半~同七時)▽第六時間帯(午後六時半~同九時)のいずれか。
計画停電を行う順番は、一~六グループ内で公平となるよう、事前にスケジュールを策定している。実施の可能性が高くなれば前日午後六時頃に公表し、当日各時間帯の二時間前までに確定する。
計画停電のグループ確認は、同社ホームページ、またはダイレクトメール、専用ダイヤル(TEL0120―911―777)、電気使用量の検針票で把握できる。ホームページで確認するには、検針票掲載の十四桁の「お客さま番号」を検索システムに入力する。









