動き出した衆院選<1>
◇全県
消費増税関連法案をめぐり、揺れる政局。年内解散・総選挙が強まってきた。次期衆院選に向けて、県内四選挙区では既成政党の立候補予定者は出揃っているが、台風の目の大阪維新の会やみんなの党が鳴りをひそめており、構図はまだ定まっていない。それだけに注目を集めているのは、維新の会がこの二十三日に開く二期目の政治塾の入塾式である。動き出した衆院選を五回に分けて連載する。【石川政実】
カギ握る維新政治塾
注目の2期目入塾式
次期衆院選(小選挙区)は現在のところ、滋賀1区は九選を目指す民主党現職で総務大臣の川端達夫氏(67)、自民党新人の大岡敏孝氏(40)、共産党新人の節木三千代氏(54)、2区は四選を目指す民主党現職で県連会長の田島一成氏(50)、自民党前職の上野賢一郎氏(46)、みんなの党の新人の世一良幸氏(52)、共産党新人の中川睦子氏(54)、3区は四選を目指す民主党現職の三日月大造氏(41)、自民党新人の武村展英氏(40)、共産党新人で前県議の西川仁氏(64)、4区は五選を目指す民主党現職で文科省副大臣の奥村展三氏(67)、自民新人の武藤貴也氏(33)、共産党新人の西澤耕一氏(34)―らが立候補を予定している。
しかし、台風の目とされる維新の会や、みんなの党の候補予定者が、まだ決まっておらず、選挙の構図は定まっていない。そのカギを握っているのが、二十三日に開かれる維新政治塾。
次期衆院選に向けて、橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会は十一日、政治塾の一期目受講生約二千人の中から、約九百人を二期目の「塾生」として選抜した。
二十三日に大阪市内で開かれる入塾式では、東京都の石原慎太郎知事の特別講演が予定されている。
滋賀県からは、みんなの党で県議の蔦田恵子氏(50)=1区=や青年会議所幹部(38)=4区=らの二期目の合否が注目される。蔦田氏はすでに合格通知を受け取っているが、同幹部も同様と見られている。
維新の会では来月十五~二十日ごろに、これらの入塾生の中から衆院選候補者の絞り込みを始める公算も。いずれにせよ、1、4区の動向を占う意味で維新政治塾の入塾式から目が離せないところだ。







