竜王町で自治創造会議
◇全県
知事と市町長の協議の場である「自治創造会議」が十一日、竜王町で開かれ、大飯原発(福井県)の再稼動問題について意見交換し、国が再稼動を目指して地元自治体の同意を今月中にも得ようとしていることに、「政府のやり方は拙速」との意見が相次いだ。
嘉田由紀子知事は、滋賀県の『同意』の必要性を改めて強調し、その判断基準として▽技術的な安全性▽社会的な信頼性▽今夏の電力不足のリスクがどこまであるのか―と述べた。
具体的には、福島原発事故を原因究明する政府報告書がまだ出ていないことや、環境省の外局である原子力規制庁が未発足であることを指摘した。
長浜市の藤井勇治市長は「再稼動の同意が必要な『地元』は、防災の必要な地域(UPZ=緊急防護措置区域)である、という考え方でしっかりやってほしい」と同調した。
さらに再稼動問題がめまぐるしく変化するのを受けて、「県は県内市町のコンセンサスを得るため、(市町との)協議に努力してほしい」と要望した。
野洲市の山仲善彰市長は県の原発防災力について「信用おける検査体制、チェック体制を県におけば、(国や事業者は滋賀県の意見を)聞かざるをえない。総力あげて専門家を入れてやってほしい」と求めた。







