嘉田知事、再稼働に反対
◇全県
定期検査で停止中の関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に向けた手続きが進められる中、経済産業省原子力安全・保安院の黒木慎一審議官が二十九日、県庁を訪問し、嘉田由紀子知事にストレステスト(耐性評価)で「妥当」とした評価の内容を説明した。しかし嘉田知事は、早期再稼働に難色を示した。
嘉田知事は「ストレステストの一次評価のみで再稼働の判断をしてはならない。二次評価が必要だ。福島原発事故の原因究明が十分になされていない中で、本当に安全対策がとれるのか。福島原発事故の原因究明をしたうえで安全基準を示し、これに基づいて適切な評価を行うべき」とし、現段階での再稼働に反対の意向を示した。
また「京都府の山田啓二知事と一緒に、大飯原発の原子炉を見学したい」と要請した。
これに対して黒木審議官は会談後、「県知事に原発を見ていただくのはいいことだ」と前向きの発言を行った。






