琵環部長北村氏、農水部長谷口氏か青木氏
◇全県
県は「平成二十四年度人事異動」を二十六日に内示、四月一日付で発令する。機構改革では<1>医療福祉推進室を課に昇格<2>自然環境保全課を切り離して獣害対策専門の室を設置<3>地方機関の「環境・総合事務所」の中で、総務課を解体し、危機管理・防災対策は土木事務所へ、庁舎管理・庶務は県税事務所へ、会計は会計管理局の現地駐在へ、その他は本庁各課へ移行―を行う。嘉田知事は「中長期的な人材育成を見据えた人事」と話している。人事異動の規模は、例年並みの約千五百人。【石川政実】
土木部長 ◎小笠原氏、◯美濃部氏
防災管理監 ◎多胡氏か
今月末の退職予定者は、百六十一人(前年度百八十三人)。このうち部長級は、農政水産部長、琵琶湖環境部長、土木交通部長、防災危機管理監、企業庁長、会計管理者、監査委員事務局長、人権同和担当理事の八ポストが空く。
琵琶湖環境部長には、本命(◎)が総務省から来ている北村朋生・総務部管理監(経営企画・協働推進担当)、対抗(○)が“頑張り屋”の上山哲夫・琵琶湖環境部次長。総務省から出向の次長が琵琶湖環境部長になった前例には、平成十一年四月の高田寛文氏(前職・商工労働部次長)がある。
農政水産部長には、◎が人情肌の谷口孝男・農政水産部理事(食肉流通担当)、○はコミュニケーション能力が高い南史朗・農政水産部次長、大穴(▲)は財政畑特有の冷徹さを見せる青木洋・県教育次長。ただ、県教育長には、末松史彦氏の後釜に、膳所高校の前校長である河原恵氏(61)が内定しており、新教育長の補佐役として残留する公算も。谷口氏が農水部長になれば、同理事の後任には、腹の据わった吉川良幸・琵琶湖環境部管理監、自説を曲げない安田全男・甲賀副市長が有力。
土木交通部部長は、◎が小笠原俊明・土木部次長、○が流域治水で嘉田知事の評価が高い美濃部博・土木交通部流域政策局長。他方、3・11を契機に重要度が増しているのが防災危機管理局。同局の管理監には、◎が昨年度の土木部次長である多胡豊章・総合政策部次長、○が山中隆・土木交通部次長と、土木部経験者が有力。これは嘉田知事が防災の地域拠点を各土木事務所に置き市町とのネットワークを重視しているためだ。
企業庁長は、農水部長がなければ谷口氏、“水ビジネス”に手腕期待の東清信・東京事務所長(部長級)が有力。東氏が企業庁長なら、南氏らが東京事務所長に回りそう。また唯一の女性部長昇格組として注目される辻惠子・労働委員会事務局長(次長級)は、会計管理者か、監査委員事務局長に。
一方、成人病センターなど三病院を統括する病院事業庁長の村木安雄氏が今月末で退職する。大物ポストだけに、後釜には今月末で定年退職する正木仙治郎・琵琶湖環境部長、福井正明・農水部長が予想される。
3月末の県退職者予想
福井農水部長、正木琵環部長、小椋防災危機管理監
滋賀県のこの三月末退職者(部次長級)は、次の通り(ただし、紙面の関係で、課長・参事級については技術職を除いている)。
【部長級】福井正明・農政水産部長▽正木仙治郎・琵琶湖環境部長▽和田慶三・企業庁長▽深尾善通・監査委員事務局長▽吉田正子・会計管理者▽竹中喜彦・土木部長▽芝滝全弘・理事(人権・同和担当)▽小椋正清・防災危機管理監
【次長級】辻元宏・精神医療センター病院長▽中西道幸・南部環境総合事務所長▽堀重壱・政策研修センター所長▽川村貞雄・甲賀環境総合事務所長▽舘崎良太・農業技術振興センター農業大学校長▽野坂尚宏・土木交通部管理監▽鈴木五一・東近江環境総合事務所長▽梅村勝・議会事務局次長▽西村利夫・健康福祉部管理監▽中瀬忠男・琵琶湖環境部技監
【課長級】橋本辰美・リハビリテーションセンター次長▽前崎重信・税政課長▽吉田豊・精神医療センター次長▽北崎智眼・東北部県税事務所長▽橋本澄男・元気長寿福祉課長▽石河美千子・男女共同参画センター所長▽岡野孝子・県民活動生活課長▽若林秀一・東近江環境総合事務所副所長▽大谷俊一・観光交流局旅券室長▽山口伊佐男・近江学園長
【参事級】山中敏夫・情報政策課参事▽小島隆司・県立大学財務グループ統括▽伊藤陽治・湖南中部流域下水道事務所次長▽山路法明・監査委員事務局参事▽藤本源司・生活衛生課参事▽上川正治・東近江健康福祉事務所次長▽青木繁治・湖東健康福祉事務所次長▽高木幹雄・建設技術センター事務局次長







