オオバンは増加傾向
◇全県
県はこのほど、今年度のガンカモ類など水鳥の生息調査結果を公表した。これは毎年一月上旬に県下全域で実施しているもの。それによると今年度は、三十六種、十七万二百六十五羽(前年度比六%増)の水鳥が観察された。カモ科の合計は、十一万五千四百四十二羽(同〇・八%減)と微減した。個別の種では、ホシハジロとハジロカイツブリが大きく減少し、オオバンは反対に大きく増加した。
一月七日から九日を中心とした期間中、琵琶湖岸全域と周囲の内湖、河川およびため池の合計百四十七箇所に出かけ県内で見られる水鳥(アビ科、カイツブリ科、ウ科、カモ科、クイナ科、カモメ科)をカウントした。
調査は、日本野鳥の会滋賀を中心に、県野鳥の会、湖北野鳥の会など県内野鳥保護観察団体の協力のもと、延べ三百六十七人の体制で実施。
観察された主な水鳥の内訳は、ハクチョウ類五百八十羽、ガン類三百二十七羽で、カモ科の合計は十一万五千四百四十二羽となった。また、カイツブリ科は三千六百四十羽だった。
観察数の多かった種は、多い順にオオバン(四万八千四百十九羽)、キンクロハジロ(二万千五十四羽)、ヒドリガモ(一万九千二百九十羽)であり、ここ数年と同様の結果となった。
個別の種では、カモ科のホシハジロ(同四八・六%減)とカイツブリ科のハジロカイツブリ(同七六・三%減)が大きく減少した。この減少は、琵琶湖特有のものか全国的なものか現在では判明していない。
一方、クイナ科のオオバンは昨年に比べ一万千七百五十九羽(同三二・一%増)と増加した。オオバンは、この数年継続して増加傾向にある。







