関西、京都、神戸、滋賀の経済同友会
◇全県
関西、京都、神戸、滋賀の各経済同友会がこのほど、琵琶湖・淀川流域の管理・運営に関する緊急提言を関西広域連合へ提出した。
この提言は、琵琶湖・淀川流域で防災面や水質保全等環境面において問題が生ずると、関西全体の生活面や経済面に多大なる影響をおよぼす危険があるとして、関西広域連合で策定中の「関西防災・減災プラン」の中に(1)自然災害(水害)に対する実効のある防災対策の策定(2)有害物質等による水道水汚染への対応(3)環境保全対策の策定―の三項目について盛り込むよう求めるもの。
具体的には、「自然災害(水害)に対する実効のある防災対策の策定」は、主導的、総合的に管理・運営を行える体制・仕組みを早急に構築すべきとして、(1)流域全体で被害を最小限に止めるためリスクを分担する「防災計画」と流域全体の治山・治水・利水および環境保全に係る「総合プラン」の策定(2)災害時において関西広域連合が主導的かつ迅速対応できるよう国、自治体との役割分担の明確化(3)大規模災害が発生した際に設置する「関西広域災害対策本部」の迅速かつ適切な対応―を列挙している。
「有害物質等による水道水汚染への対応」では、地震・津波・原発事故などから飲み水を守るため、(1)事故が発生した場合、国・自治体・水道事業者が連携して管轄内の水質や大気の汚染等に関する正確な情報を一元的に収集・解析し、発信・開示・指示できる組織・体制の構築(2)生活用水を確保する体制の構築と代替水源等の確保―を挙げている。
「環境保全対策の策定」では、防災と環境保全の総合的な体制構築として、(1)琵琶湖の水質保全と生態系の維持向上(2)広域防災局と広域環境保全局等の組織の連携・充実―を挙げている。






