IAEA「ストレステスト妥当」に
◇全県
来日している国際原子力機関(IAEA)の専門家らが先月三十一日、関西電力がストレステストを実施し、原子力安全・保安院が「耐性は十分」と判断した福井県の大飯原発3、4号機などについて、テストのやり方や評価方法が「妥当だった」と判断し、保安院に伝えたことについて嘉田由紀子知事は同日、「IAEAが『妥当』としたのは、ストレステストの手法を評価したもので、福井県の大飯原発3,4号機について個別に再稼働のゴーサインをしたものではない。ストレステストはあくまで科学的な物差しだが、再稼働をするかどうかには社会的物差しがいる。再稼働を良しとする判断基準を国や事業者は開示してほしい」と琵琶湖を抱える地元として再稼働に慎重な認識を示した。
今後の手順は、保安院がこのIAEAの検証報告を受け、ストレステストの最終的な評価報告書を原子力安全委員会に送付する。安全委で再確認後、経済産業相や首相らが地元自治体などの同意を踏まえ、原発の再稼働の是非を最終的に判断する運びになる。






