水と人との関わりを住民主体で紹介
◇全県
わき水や小川の流れを屋内に取り入れて利用する川端(かばた)のある風景を保全し、人と水の関わりを広く紹介している高島市針江の「針江生水(はりえしょうず)の郷委員会」(美濃部武彦会長)がこのほど、環境省の第七回エコツーリズム大賞に輝いたのを受けて、県庁を訪れ、嘉田由紀子知事に受賞を報告した。
同賞は、エコツーリズムを実践する地域や事業者の優れた取り組みに対して表彰されるもので、平成十七年度から実施されている。同委員会は第三回エコツーリズム大賞の特別賞を受賞している。
針江生水の郷委員会は平成十六年、住民主体に設立され、現在の会員数は八十人。川端を中心に、人と水が深く関わってきた暮らしを広く紹介しようと、年間通じて見学者の受け入れや、定期ツアーの企画、児童・学生の環境学習にも対応してきた。また、小水力発電を生かした常夜灯の設置や、水資源の涵養を目的とした植林などの活動も展開している。
嘉田知事が日頃の活動をねぎらうと、会長の美濃部さん(67)は「どうしたら針江が元気になるか、どうしたら次の世代につなげることができるか、どうしたら自慢できるふるさとを作れるか努力してきました」と話した。
また、「琵琶湖の水を守るには、我々だけでなく、淀川水系の人々も共に取り組まないといけないので、ご支援お願いします」とも付け加えていた。







