文化・経済フォーラム滋賀が表彰
◇全県
文化・経済フォーラム滋賀(木村至宏・代表幹事)がこのほど、「2011 文化で滋賀を元気に!賞」の選考結果について発表した。
同賞は、文化活動を通じて地域を明るく元気にしている団体、個人に対して感謝と今後の期待を込めて表彰するもの。同フォーラムが候補者を県内から募ったところ、八十八件の応募があり、選考委員会が、大賞と各賞に二個人四団体を選んだ。
大賞は、まちおこし文化賞の余呉べんがら座を主宰し、市民による創作オペラを公演する横山義淳氏76(長浜市余呉町)が選ばれた。
横山氏は、地域の文化創造を目指して、平成十一年に地元住民手づくりの余呉創作オペラの公演について中心的役割を担い、同二十三年までに四回開催する。
さらに古い木造建築を改築して「べんがら座」をオープンさせ、オペラの稽古場や、ギャラリーとして活用し、地域の文化発信の拠点としている。
賞を受けて横山氏は「これまで共に活動してきた仲間と喜びを分かち合い、これからのエネルギーにしたい」と語っていた。
このほかの各賞は次の通り。
▽図書館百年灯火の文化賞=江北図書館長、冨田光彦氏(長浜市木之本町)。同氏が理事長兼館長を務める江北図書館は県内最古の図書館で、全国でも数少ない私立図書館である。小さな図書館だが貴重な図書を蔵書し、今なお地域に息づく図書を通して文化を育む姿勢が評価された。
▽キャラクター文化賞=「アミンチュプロジェクト」びわ湖放送・藤井組。番組でユニークなキャラクターが注目を受けているアミンチュプロジェクトは、県民がボランティアで参加している。キャラクターを主体にした映画も全国的な着ぐるみキャラのブームの中で、滋賀県を発信する試みが成功している。
▽ふれあい景観文化賞=「ふれあい鯉のぼり祭」真野実行委員会(大津市)。真野川堤防と自然景観を生かし、住民約千人が参加するイベントとして十四年間取り組まれてきた。継続性と発展性が期待される。
▽ラッピングトレイン賞=京阪鉄道株式会社大津鉄道部(大津市)。車体のラッピングは、石坂線の注目を高めている。市民グループ協力による「21文字の青春メッセージ」、成安造形大学などと連携した各種イベントや文化事業の華やかな宣伝ラッピングは、情報発信のみならず、市民の目を楽しませてくれており、ラッピングの草分けとして地域鉄道の活性化が期待できる。
▽地域映画文化賞=ひょうたんからKО―МA(近江八幡市)。市内のお年寄りの体験を次世代に伝えるため、ドキュメンタリー映画を製作している。もとは「おうみ未来塾」から生まれ、映画、コンサートなどアート的手法とまちづくり、地域再生活動を融合させ、地域の潜在的魅力の発掘に努める点が評価された。














