蒲生、能登川地区で住民説明会
◇東近江
東近江市病院等整備計画に基づき平成二十五年度から国立病院機構滋賀病院が中核病院として再出発するのに連携して能登川、蒲生の二市立病院の方針と機能、役割を検討する二回目の市立病院体制整備委員会が五日、市役所で開かれた。会合では、これまでの議論を調整し、最終的な実施計画としてまとめた。
それによると、能登川病院の方針に、日本肝臓学会認定病院となることや高齢者医療にも積極的に取り組み、在宅生活の支援に対応するなど地域包括医療の実践が明記された。また、救急医療については「診療時間内」から「可能な範囲で対応する」に見直された。
現行の常勤医師五人を配置し、一日平均外来患者一六〇~一七〇人、入院患者四六~五〇人を見込み、六〇床のベッド数で病床利用率は七六・八~八三・三%を想定している。
蒲生病院は、老朽化と未耐震により現病院を解体し、跡地に「(仮称)蒲生医療センター」を建設。家庭医三人を含む常勤医師九人を配置し地域包括医療を実践。入院ベッド数を十九床までとするが、その数は現医師と家庭医とで協議して決定するとした。また、家庭医による訪問診察は「必要に応じて対応する」を付記した。さらに、救急医療については「診察時間内で対応する」や小児医療についても「可能な範囲で入院も対応する」に充実させた。
職員の配置については、中核病院となる滋賀病院の入院ベット数の増床にともない、必要な看護師を市立病院から移籍して雇用の確保を図る。
今回の会合では、三病院で電子カルテが共有化できるよう新しい医療情報システムの構築や地域医療と保健、福祉の行政サービスの連携強化、病院への公共交通の充実など、計画の実施に向けての課題も取り上げられ、その重要性を再認識すると共に市の積極的な取り組みが強く望まれた。
市では、まとまった実施計画の住民説明会をあかね文化ホールで十九日と二十一日、やわらぎホール(能登川)で二十二日と二十三日のそれぞれ二回開く。時間はいずれも午後七時~九時まで。





