3年目 3小学校から74人参加へ
◇東近江・蒲生
地域を学びやに生きる力を育む「あかね通学合宿」を前に、あかね通学合宿実行委員会(山田平一郎実行委員長)が二十日、参加する子どもとその保護者を対象に「事前説明会」を蒲生コミュニティセンター小ホールで開いた。
あかね通学合宿は、各公民館に宿泊しながら通学し、食事・洗濯・掃除といった生活全般を、子どもたちが力を合わせてやり遂げるもので、自立に向けたチャレンジの第一歩。
三年前の蒲生西小学校六年生二十四人から始まり、昨年は蒲生東小と蒲生北小へも輪が拡大して五十六人に増え、今年は三小学校から七十四人が参加する。
三小学校の教育後援会・PTAをはじめ、校区内の自治会や蒲生地区地域教育力体験活動実行委員会、蒲生公民館のほか、滋賀蒲生町農業協同組合(食材提供)、フレンドマート蒲生店(児童の買い物に協力)、タカノフーズ株式会社(夜間授業開講)、名神竜王カントリー倶楽部(入浴受け入れ)も、子どもたちの学びを支える。
また、あかね通学合宿ならではと言えるのが、地域住民が講師を務める夜間授業“世界一受けたい授業”。絶品たこやき作りやおかめ納豆作り、五右衛門風呂、そば打ち、六十年前の電気パン作り、手品講座、ガリ版体験、手話、柔道で護身術、天体観測会と多彩で、地域住民と子どもたちがつながり合う。
事前説明会で、山田実行委員長は「教科書のない生きた学習の場であり、子どもたちの成長を楽しみにしていてほしい」と保護者に呼び掛け、蒲生西小学校長の山口龍三本部長が「生きる力とはどういうものか、自分には身に付いているのか否か、通学合宿を通して考えてほしい」と児童に課題を与えた。
また、昨年の参加者を代表して、滋賀学園中学校一年生の飯田優月さんと朝桜中学校一年生の関友介君が成功・失敗談を披露し、「周りのことを考え思いやりながら、楽しい一週間を過ごしてほしい」とアドバイスした。
合宿の約束事に掲げられたのは、▽自分たちのことは自分たちでする▽できるだけ大人の助けをもとめない▽あいさつをする▽くつはそろえる▽夜は早めに寝る▽感謝の気持ちを持つ▽宿題はしっかりする▽栄養バランスのとれた食事をする▽世界一受けたい授業で知恵を得る▽緊張感を持ちながら合宿に参加する―の十箇条。
児童らは、食事の献立や洗濯当番など、自分たちで立てた計画に沿って、三泊四日また四泊五日の合宿に挑戦する。開催日は、蒲生西小第一班が九月五~九日、第二班が同十二~十六日、蒲生東小が同十九~二十二日、蒲生北小が十月三~六日。






