2月9日、山田亘宏氏を囲む懇親会
市幹部8人、大挙して上京
山田氏、立つ鳥跡を濁す!?
◇湖南・守山
「山田(亘宏氏)守山市長を囲む懇親会」が二月九日午後七時から、東京都千代田区の都市センターホテルで開催された。この懇親会の窓口は市秘書課幹部で、しかも八人の市幹部が大挙して出席していたことがわかった。「山田氏の私的な懇親会に対する市職員の公私混同振りは、地方公務員法に抵触するのでは」との声も出ている。 【石川政実】
同市秘書課の川嶋利明課長補佐は「お世話になった中央省庁や、市に工場等がある企業の方々など約七十人にお集まりいただいた。あくまで山田氏の私的な懇親会なので、どのような方が来られたかは申し上げられない」と語った。
ちなみに懇親会の案内状は一月十四日付で同秘書課担当者が送付したものと見られるが、文面は「山田市長が二月十九日をもって任期満了で、退任される。(山田氏は)東京出張の機会があり、お世話になった皆様と謝意の小宴を催したく…(略)。(出欠については)一月二十六日までに市秘書課の川嶋(課長補佐)または中嶋(課長)まで連絡を」という内容だった。
連絡先の電話番号は市秘書課の直通だけに、私的な懇親会の作業を公務として扱ったことになる。なお案内状の右上には、世話人として安藤よし子氏・労働基準局労災保険業務分析官(元県副知事)ら二人の名前が記されていた。
安藤氏は「山田氏から、市長を辞めるので上京してあいさつ回りをするつもりだが、回りきれないので、お礼のあいさつを兼ねて懇親会をしたいので、世話人の名前を貸してほしいという話があり、引き受けた。事務的なことは市の秘書課の方で対応した」と話している。
懇親会の出席者は、同市に工場などを設置しているキヤノン(株)、ラフォーレ琵琶湖など大手企業幹部や関係者、官僚では村木厚子・内閣府政策統括官ら、さらには一月三十一日の市長選で当選した宮本和宏氏(現市長)など豪華な顔ぶれだった模様。
懇親会には、市幹部らが大挙して出席していた。当時の役職では、部長級が秋山新治・都市経済部長(現在=総務部長)ら五人、次長級が一人、課長・補佐級が二人の計八人。このうち約半分が前泊も含めた出張、残りが市役所を休んで自費で駆けつけた。もちろん山田氏は九、十両日の出張だった。
情報通の市議は「市の幹部が八人も山田氏の私的な懇親会に出席すること事態が異様だ。しかも約半分は出張というのも引っかかる。また自費なら、宿泊を入れれば四、五万円がかかるのに。なぜ東京で懇親会をしたのか疑問」と首をひねる。
県人事課では「守山市のようなケースは、県では考えられない。例え秘書課であっても、知事の私的なことを職務時間に行うことは地方公務員法の“職務に専念する義務”に抵触するからだ」という。
当の山田氏は「もう終わったことなので、答えるつもりはない」と取材を拒否した。







