会津若松市に仮設風呂設置 LPガス保安協会有志が支援
◇東近江・日野
日野町と蒲生氏郷公ゆかりネットワーク共同宣言を行っている福島県会津若松市の避難所三カ所に二日、LPガス保安協会八日市支部の有志ら九人が仮設風呂六台を輸送した。翌三日には被災者がすぐに使えるよう避難所に設置し、四日朝に日野町へ帰着した。
福島県会津若松市では、他地域からの被災者の受け入れのほか、福島県双葉郡大熊町の避難住民と役場・学校機能の移転受け入れも始めている。今後も避難者数が増える見込みで、健康管理面から入浴設備が課題となっていた。
そこで、支援依頼を受けた日野町が、中越地震の被災地でボランティアとして仮設風呂を開設した経験を持つ日野町の中村ホームガス・中村幸太郎社長に相談し、現地の災害対策本部と連携して仮設風呂設置の準備を進めてきた。
先月二十三日には、中村社長ら有志が避難所の下見を兼ねて会津若松市役所を訪問、救援物資(灯油二千リットル)も届けた。
二日午前七時半から日野町役場正面玄関前で行われた出発式で、中村社長は「仕事をして家族・友人も無事でごく平然と過ごしている我々も、被災者の方と同じ時間・時代を共有しながら前に進んでいる。たまたま被災をまぬがれた関西の人間が東北のみなさんを応援することで元気になってもらえたら。そして、たとえ一歩でも半歩でも前に進んでもらえたら」とボランティア活動に込めた思いを語った。
また、菅家一郎・会津若松市長宛に「一生懸命にご支援をさせていただきたいと存じますので、他にも必要な物資等ございましたら、ご遠慮なく申し出ていただきますようお願い申し上げます」とのメッセージを記した封書を、藤澤直広町長が中村社長に託した。
避難者が待ち望んでいたLPガスの仮設風呂は、中村社長ら有志があいづ総合体育館・河東総合体育館・ふれあい体育館の三避難所に二台ずつ設置し、温かいシャワーが浴びられる環境を整えた。






