県厚生会館と東近江市に 20%寄付
◇全県
知的発達障害のある人のスポーツのトレーニングの機会と発表の機会を提供する世界的運動「スペシャルオリンピックス」を支援する自動販売機の第一号機が、県の福祉の殿堂である県厚生会館(県庁前)と東近江市山路町の能登川介護予防センター「ひだまり」に各一台、近畿ではじめて設置された。先日十日には、県厚生会館で関係者による除幕式も行われた。
スペシャルオリンピックス日本(SON)・滋賀設立準備委員会が、運動の理念に賛同・支援しているコカ・コーラウエスト株式会社(福岡市)の協力で設置したもので、売り上げの二〇パーセントが寄付される。
同委員会の國松善次会長は「滋賀県はSONへの取り組みが日本で最後から二番目となった。せめて自販機の設置は関西で一番にやりたかった。運動を知らない人にPRし、“募金箱”となる機械を設置していただいた」と、感謝した。
SONの三井嬉子会長は「自販機は全国に広げていかなければならない。広報になるし、市民も気軽に参加できる、企業にとってもPRにつながる。みんながハッピーなチャリティーの方法。これからの形」と喜んだ。
また、東近江市の木村太津男健康福祉こども部次長が西澤久夫市長の喜びのメッセージを読み上げたほか、県医師会の笠原吉孝会長は自動販売機設置に向け会としての協力を約束した。
除幕式のあと、今年六・七月にギリシャのアテネで開かれる世界大会に日本代表五十二人の一人として参加し、卓球競技(男子二人女子二人)のダブルスでの活躍が期待されている豊郷町の上田圭太さん(19)が紹介され、「日ごろの練習の成果を出して、世界に認められるよう、金メダルをめざしてがんばります」と力強く抱負を語った。
自動販売機には、上方に「スペシャルオリンピックス日本・滋賀設立準備委員会支援自動販売機」の文字と、料金投入口横に売り上げ金の一部が同委員会の活動に活かされる説明書き、隣に設置される容器回収ボックスにはスペシャルオリンピックスの啓発メッセージが施されている。
スペシャルオリンピックス日本・滋賀設立準備委員会では、支援自動販売機を県下五十か所に設置する予定で、現在、設置希望者(店、事業所、施設)も広く募っている。問い合わせは、同委員会(TEL077―528―4790http://www.son-shiga.jp/)へ。










