総合内科と総合外科 10年間で若手医師の養成
◇東近江
東近江市内の地域医療再編の中核病院になる国立病院機構滋賀病院で開設されている寄附講座に滋賀医科大学から二人の教授が派遣されることが決まった。
寄附講座は、民間企業や行政、大学、研究機関などから人材育成の教育プログラムや研究の振興を目的に寄附された資金をもとに開設するもので幅広い産業界で取り組まれている。
滋賀病院での寄附講座は、滋賀県地域医療再生計画に基づいて昨年度に開設。幅広い地域から研修医を受入れ、医療に対する専門性の高い知識や技量の研修を行い、有能な医師を育成することが目的。近年、地方で深刻な問題となっている医師不足の解消にも期待が寄せられている。
開講期間は十年間で、教授、准教授、講師など両講座合わせて十四人の指導陣を揃える。
今回、就任が決まったのは、総合内科学講座の辻川知之教授(48)と総合外科学講座の来見良誠教授(56)。辻川教授は、同医大大学院卒業後、同大学附属病院第二内科、豊郷病院に勤務後、アメリカ・テキサス大学に研究員として留学。帰国後は、公立甲賀病院に勤務後、大学に戻り第二内科、消化器内科に在籍。第十四回日本消化器病学会奨励賞受賞。
また、来見教授は、同医大卒業後、同大学医学部第一外科医局長、立命館大学大学院理工学研究科客員教授を歴任。現在は同医大附属病院乳腺一般外科科長も務める。第十三回手術手技研究会指定研究賞および第十七回日本肝胆膵外科学会会長賞受賞。二教授の滋賀病院勤務は四月一日から。






