費用の1割を個人負担 今年から来年3月末まで
◇東近江
東近江市は、国策による子どもを対象とした子宮頸がん、ヒブ(インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌の三ワクチンの接種を市内の指定医療機関で開始した。
接種は任意だが市は、今年三月末までに接種しておかないと補助金が受けられなくなる十六歳(高校一年生)の女子六百十二人と三月末までに五歳にならない四歳児二百五十六人については、接種の案内チラシを昨年末に郵送した。
子宮頸がんワクチンの接種は、一回目の接種から一か月あけて二回目、半年後に三回目の計三回接種する必要がある。一回一万五千円。また、ヒブワクチンは一回七千五百円で〇歳児は三回、他は一回の接種、小児用肺炎球菌ワクチンは一回九千円で年齢により一回から三回の接種が必要。本人の負担額はいずれも一割で低所得世帯については無料。
このうち、子宮頸がんワクチンについては、接種時に他の注射より痛みが強いことや接種後に発熱、腫れが起きるなど副作用の報告がある。また、ヒブと小児用肺炎球菌のワクチンについては、四歳児までの接種が標準となっており、五歳児に近い四歳児の接種には、その効果を疑問視する見方もある。
がんの中でも接種により発症が防げるとして関心が集まっている子宮頸がんワクチンの対象者は、中学一年生から高校一年生相当の女子。同市内では、二千四百十八人(高校一年六一九人、中学三年六一四人、同二年五九八人、同一年五八七人)、また、〇~四歳児が対象のビフと小児用肺炎球菌ワクチンは、合わせて三千四百三十五人となっている。
子宮頸がんワクチンは、三月末までに一回でも受けていれば、十七歳になっても四月以降の接種も補助金が受けられる。
いずれも接種の補助が受けられるのは、今年から来年三月三十一日まで。
接種は市立病院、滋賀病院、個人病院、診療所など市内三十三か所余りの医療機関で受けられるが、医療機関によって接種できるワクチンの種類が違うため確認が必要。問い合わせは、市健康推進課(TEL24―5646)または各地区の保健センターへ。





