過半数が小児科の診療 休日急患診療所の昨年度統計
◇東近江
東近江行政組合が管理運営している休日急患診療所の年間患者数が昨年、一万三千百六十四人に達し、一九七七年(昭和五十二年)の開設以来、最多となったことが同組合救急医療事務局がまとめた「平成二十一年度休日急患診療統計」で分かった。
主な要因は、秋から新型インフルエンザが猛威をふるい、患者が急増したためと見られている。十一月の患者数が近江八幡の休日急患診療所で九百七十人、八日市の同診療所でも九百六十一人を数え、いずれも月別で最多。また、近江八幡の土曜診療でも十月の患者数が二百三十八人と最も多かった。
年間患者数は、近江八幡で千四百五十六人(前年比三〇・三%増)、八日市でも九百五十二人(二一・五%増)のいずれも大幅に増加した。また、土曜診療は、同年度から通年となったことにより、千五百十八人が訪れ、前年対比で九百八十人増の三倍近くにもなった。
年齢別の患者数は、すべての疾患において十五歳未満が過半数を占め、近江八幡では四千四百十六人(土曜診療含む)で全体の五六・八%、八日市では二千九百九十二人で同五五・六%となった。いずれも前年より三・九~三・一ポイント上回り、小児患者の割合が増えている。
診療科目別での分析でも近江八幡で五一・七%、八日市で五二・九%と小児科の診察が過半数で、土曜診療(近江八幡)では、六二・八%が子どもの診療となっている。
続いては内科で、近江八幡で三六・八%、八日市で三七・〇%となっており、小児科と内科の診療を合わせると全体のほぼ九割を占めている。
さらに高度な治療が必要となった患者をどこに搬送したかについては、近江八幡は九五%が市立総合医療センターとなっているのに対して、八日市は同センター(六二%)、日野記念病院(一〇%)、東近江敬愛病院(七%)、能登川・蒲生病院(各三%)の順となっている。






