近江八幡市立看護専門学校
◇東近江・近江八幡市
近江八幡市江頭町にある市立看護専門学校(槙系校長)が、今年度四十一人の新入生を迎えた。平成十四年度以来八年ぶりの定員(四十人)確保となった。
新入生は女性三十三人、男性八人で、市内七人を含む県内出身が三十七人、京都府二人、福井県一人、鹿児島県一人だった。また、社会人入試での入学者(四十歳代前半まで)が十六人と最も多くなり、一般入試十五人、推薦入試十人となっている。
六日の入学式では、槙校長が一人ひとりに入学許可書を手渡し、「卒業生の多くは市内の病院で勤務され東近江地域の医療に貢献されている。人間対人間の関係を基本とし、医学的知識の習得だけでなく、自我を育み、ものの見方・考え方の幅を広げてください」と激励した。
新入生を代表して浅見有佑美さん(21)が「看護師になるという同じ目的をもった仲間たちと支えあい、助け合って、奉仕の精神と人間愛を育み、地域社会に貢献できる看護師になれるよう勉学に励みます」と、誓いの言葉を述べた。
平成元年に開校した同校も、少子化や高学歴化志向、県立看護専門学校の定員増、県内外での看護系大学の新設などにより、年々受験生が減少し、さらには卒業生の市外病院への流出などの問題が浮上。昨年十一月には有識者や病院・学校関係者からなるあり方検討委員会が提言を市に提出していた。
同校と市内の市立総合医療センター、ヴォーリズ記念病院、八幡青樹会病院の連携による学生確保対策や、景気不況も追い風となり、一昨年から導入した社会人入試の受験生が七十八人(四十二%増)、推薦入試の受験生は昨年度の五人からいっきに六倍の三十人に増加するなど、一般入試の八十六人を含めて受験者は百九十四人(うち男性七十八人)と平成十三年度の二百七人に迫るまでに回復した。





