成果と課題を検証 近江八幡 学校保健を語る会
◇東近江・近江八幡市
近江八幡市学校保健会の「学校保健を語る会」がこのほど県立男女共同参画センターで開かれ、近江八幡市が取り組んでいる「早寝・早起き・あさ(あいさつ)・し(食事)・ど(読書)・う(運動)」についての検証などが行われた。
今年度で四十七回目となる同会には、学校、医療、保護者、青少年育成、行政関係者ら約百五十人が参加した。
市教委が昨年七月に幼稚園児から中学生までの全園児・児童・生徒を対象に行ったアンケートの結果を四年前のアンケート結果と比較しながら、三年間の活動の成果と課題が市教委から報告された。
それによると、「早寝」「早起き」「食事(朝食)」で一定の成果があったが、「運動」に変化がないにもかかわらず「幼稚園児の読書」や「テレビの長時間視聴」が悪化していた。
このため、「親子読書タイム」や「ノーゲーム」「ノーメディア」の日や週間をつくるなど、学校・家庭・地域が連携した継続的な取り組みが必要であり、保護者への啓発方法の工夫や地域に向けた発信強化など、今後の課題が指摘された。
シンポジウムでは、学校医、PTA、教諭、中学生、少年補導員の代表が登壇。生徒会のあいさつ運動で最初は恥ずかしく小さな声だったのが慣れるに従って大きな声になり、やりがいを感じたという中学生の報告や、テレビ・ゲームの実態調査から「ノーメディア運動」を年間五回実施することで、子どもたちにメディアとのつきあい方を考えさせたり、親子のふれあいの時間が持てたことなどの成果があり、家族でルールを作ったり、みんなでできる遊びや読み聞かせなどの時間を工夫する、家の手伝いをするなど学校・地域からの提案もあった=写真=。
また、基礎体力の低下を心配する声や、まず大人が規則正しい生き方を見せることが大切などの意見も出た。
次の個人・団体が表彰を受けた。敬称略。
【学校保健会表彰】感謝状 中村寧治(前八幡西中・桐原小学校歯科医)▽功労賞 磯部祥久(金田幼稚園歯科医)久保大次郎(八幡小学校医)宮本和美(武佐幼・武佐小薬剤師)
【近江八幡保健文化賞】馬淵幼稚園「子どもの生活をみつめて」 はやねはやおきカレンダーに親子で取り組んだ▽武佐小学校保健給食委員会「健康フォーラム2009 ノージュースへの挑戦」 夏休みのノージュース呼びかけ・ジュースの害について紙芝居発表・体によいお菓子紹介など▽八幡東中学校生徒会保健委員会「生徒の自主的活動を大切にし、健康問題を自分で解決しようとする取り組み」 生活アンケート・たより発行・文化祭での毛染め実験展示・放送での呼びかけなどによる学校生活改善への取り組み






