トップの座を目指してクラブハリエで腕磨く
◇東近江
日本一のパティシェール(女性菓子職人)を決める昨年の「ボワロン杯パティシェールコンクール」で二位の小林和美さん(28)。その惜敗をバネに「今年こそは・・・」と意気込む。
小林さんは、東近江市池之尻町に生まれ育ち、現在、クラブハリエ・八日市玻璃絵館に勤める。高校卒業後、菓子職人を目指して大阪の製菓の専門学校に進んだ。
「とりあえず手に職をつけたいという思いがありました。食べることもつくることも好きだったので」と振り返る。
「学校は一年間と短かったです。遊びたい時期だったので、もう少し勉強しておけばよかったと今になって思います」
卒業後は、大阪のお菓子業界で働いていたが「何かおもしろいことを」と奮起、一人で洋菓子の本場、フランスに渡った。
単独パリに渡り3年間の下積み
「最初は、半年間の語学留学で行きました。パリに行ったらはまってしまって、知り合いの紹介で街のお菓子店で修行を積むことになりました。街の雰囲気が素敵でしたね。日本にない食べ物もたくさんあって毎日が新鮮でした」と語る。
パリには、三年間過ごした。
「もう、これ以上居ると帰れなくなると思いました。一生フランスに居る決心も出来ていなかったし、今帰国しないと、日本で復帰できないという気持ちもありました」
帰国後、クラブハリエに入社。現在、洋菓子づくりを担当している。
当初は、うまく動くことが出来なくて、私ってダメだと、落ち込む時もあったという。今ではパティシェールの一人として腕を振う毎日だ。
「一日に何百個ものお菓子をつくりますが、お客さんにとっては、大切な一個なので責任感を忘れてはならないと考えています」
今年は、昨年一位に輝いた同僚に追いつけるよう心機一転、パティシェール日本一を目指してスキルアップを誓っている。







