「きずな」の琴演奏も
◇東近江・能登川
能登川北小学校の体育館にこのほど、子どもたちの美しい歌声や楽しいリズムがいっぱいに響き渡り、訪れた保護者や地域住民に楽しい心を届けた。
一・二学期から一生懸命に練習してきたものの、新型インフルエンザにより校内や地区の催しが相次いで中止され、出番を心待ちにしてきた子どもたち。ようやく「校内音楽会」としてステージに上ることができ、全校児童九十一人による発表が行われた。
多くの観客にやや緊張ぎみだった子どもたちも、全員で歌った「もみじ」で心を一つにし、ハーモニーを創り上げる楽しさを感じていた。
続いて、今年六月から琴の練習に励んでいた六年生がステージに登場。秋の情景を思い浮かべながら「赤とんぼ」を合唱したほか、和琴十六面による「千の風になって」を披露した。
どの子どもたちも琴を弾くのは初めて。構え方や譜面の読み方 、琴線の弾き方など分からない事ばかりだったが、「クラスのきずなを深めたい」との思いで週一回の音楽授業や休み時間に練習を重ね、夏休み中は琴講師・谷村多恵子さん(60、林町)宅を訪ねるほど熱を入れた。その努力のかいあって、透き通るような美しい音を奏で、割れんばかりの大きな拍手を受けていた。
続いては、一・二・三年生による合同発表で、明るく元気いっぱいの合唱「青い空に絵をかこう」と、十のパートに分かれて練習した「きらきら星変奏曲」を合奏。四年生は、楽しさをリズムに乗せた合唱「みんなのマーチ」と合奏「小さな世界」で、みんなの(世界)平和と幸せを願った。ラストステージを飾った五年生は、難しい曲目に挑戦、誰もが手をたずさえる世界を求めた合唱「世界が一つになるまで」と合奏「キリマンジャロ」を披露した。
心身ともに成長した子どもたちに感動の拍手を送っていた保護者らも、フィナーレを飾る「ふるさと」で声を合わせ、会場の心を一つにした。






