デイサービスとショートステイを併設 環境や職員同じで、本人も家族も安心
◇東近江・近江八幡市
デイサービスとショートステイが同一施設で利用できるこれまでにないスタイルの高齢者介護施設「木もれびの家」が、近江八幡市西生来町に誕生した。大手の介護施設では併設しているところもみられるが、地域に根ざしたNPO法人の小規模施設での併設は全国的にも前例が少なく、今後、福祉関係など各方面から注目を集めることになるだろう。
開設したのは特定非営利活動法人木もれび(森村敬子理事長)。一般的には法律や行政の規制に縛られ、単独で別々に運営されているデイサービスとショートステイを、利用者や家族の立場から見直し、日頃慣れ親しんだ環境や気心が知れた職員がいる同じ施設で、日中も夜間もサービスを受けられる施設なら、お年寄りも家族も安心して利用してもらえると、開設を決意した。
七月から建設が始まった平家建ての「木もれびの家」は十月末に完成し、今月一日には関係者や花壇・施設名プレートなどで協力してもらった地元の人たちに出席してもらって開所式を行い、三日からデイサービス(定員十人)がスタート。九日からはショートステイ(個室四人、多床室四人)もスタートする。
現在のところ、ショートステイは指定を受けている近江八幡市内からの利用に限られているが、東近江市や竜王町にも指定が受けられるよう準備を整えている。
森村理事長は、「ショートステイに不安をもつ人が多い。我が家のような関係、雰囲気があり、小さな施設規模だからこそ柔軟な対応も可能」と、同施設の長所を強調する。
これまで別々の施設を利用していた人、ショートステイを利用したことがなかった人、将来の重度化を心配する人などにも、待望の施設の登場となった。
「地域の中でちょうどよい、どこでも同質のサービスが受けられるように」と、この併設方式が地域密着型の他の施設にも広がることに期待を込める。
「高齢者が安心できる施設。求められているものは何か。介護サービスの提供だけではなく、本当によいサービスのあり方を追求して、これからも努力しいていきたい」と、決意を語った。
施設利用など詳しくは、木もれびの家0748―38―8181へ。








