蒲生西小6年生「あかね通学合宿」
◇東近江・蒲生
蒲生西小学校(山口龍三校長)の六年生二十四人が、九月七~十一日と九月二十八日~十月二日の二手に分かれて「あかね通学合宿~ありがとう!われら平成合宿隊~」に挑戦し、自立心を高めるとともに地域のボランティアと温かい絆を育んだ。
「子どもたちが『やればできる』という自信を深める機会に」と、蒲生西小学校教務・栗田一路教諭の発案から始まった通学合宿。
学校あげての取り組みは初めてで、同校教育後援会やPTA、校区内の自治会、市学校支援地域本部などで構成する実行委員会が中心となり、各公民館(長峰・蒲生岡本・大塚・鋳物師)での合宿を見守った。
児童の約束事は、できるだけ大人の助けを求めず、自分たちで工夫して楽しむこと。居住地以外の公民館に寝泊まりする児童が大半を占め、初対面の地域ボランティアにも「いろんな人が来てくれて、うれしかった」と笑顔で振り返る。
朝食・夕食の準備や洗濯、掃除といった生活全般を分担して行い、一般家庭でのもらい湯も体験。「お風呂が大きくてきれいでびっくりした」という大塚班では、夕食の簡単豚キムチ丼が「私らが教えてもらった。何でも自分たちでしはるわ」とボランティアも驚くほどの出来栄えで、男子児童だけで作ったカレーも大好評だった。
合宿中には、創業七十七年のタカノフーズによる納豆づくりや宮村義久さん(市子松井町)の木地師テクニック伝授、蒲生図書館・巽照子館長のブックトーク講座なども繰り広げられ、学校とはひと味違う授業に児童も夢中になった。
同小学校・竹村勇PTA会長は「地元のみなさんの協力のおかげで、子どもたちが地域との触れ合いを味わえる有意義な合宿となった」と保護者の思いを代弁し、あかね通学合宿実行委員会・竹井貞嗣実行委員長も「今の時代だからこそ必要なこと。これからも続けられるよう努力したい」と話していた。







