病院の再診で指摘 東近江市
◇東近江
東近江市は二十四日、今年五月と七月に実施した胃がん検診で、受診者を取り間違えて誤った結果通知を行ったと、発表した。間違いのあった六十歳代の男性受診者四人に説明し、謝罪した。
誤通知の発覚は、七月十日に実施した検診を受けたAさんに「精密検査が必要」との通知書と検診業務を行った財団法人・滋賀保健研究センターの医師が所見を記載した検査票とレントゲンフィルムを郵送した。
結果を受け取ったAさんは、病院に行き医師に診てもらったところ「異常なし」と言われ、医師から「検査票には、『手術されている』と記載されているが、これはあなたの胃の所見ではない」と指摘を受けた。
不審に思ったAさんは、市に問い合わせたところ、他の受診者の検査票であることが判明。市では、他に間違いはないか同センターに五月十九日から九月一日までに実施した四千五百六十二人全員の再調査を求めたところ、五月二十七日の検診でも一件の取り違えがあることが分かった。
誤った結果通知書を出した同センターでは、レントゲンフィルムを見て診断する担当医が、検査票を取り間違えて所見を記入したことが原因であることが分かり「検査を受けられた皆様に多大な迷惑と心配をおかけしたことを深くお詫びします。今後、こうしたミスがないように関係者の処分を行うと共に再発防止に努めます」と陳謝した。
市では、検診の委託業務は、一般競争入札で業者が決定されているが、県内には実質二社が請け負っており、指名停止等の処分を求めると適正な入札が行えないことになる心配があると話している。
土・日曜日を含む三十日まで午前八時半から午後五時十五分の間、市健康福祉課(TEL24―5646)で問い合わせを受け付けている。





