びわこ学院大学と日野高校が協定締結
◇東近江・日野町
地域に役立つ人材育成を共通目標に、びわこ学院大学(村澤忠司学長)と滋賀県立日野高等学校(川越利喜夫校長)が十四日、相互協力に関する協定を結んだ。
びわこ学院大学の前身である滋賀文化短期大学は、全国でもいち早く“人間福祉”学科を創設し、制度や法律だけでなく、温かく血が通う人間の尊厳を大切にした福祉の在り方を提唱してきた。
地域の教育・福祉現場で求められている真に福祉の心を持った専門家の育成を目指し、今年四月にびわこ学院大学を開学。新しく創設された教育福祉学部では、小学校教諭・幼稚園教諭・養護教諭・保育士・社会福祉主事任用資格が取得でき、実習も充実している。
一方、平成十六年から総合学科に移行した日野高校も、社会ニーズの高い福祉関係の人材育成に力を入れており、一年生後期から自らの進路に合わせて選択できる四系列の一つに、ホームヘルパー二級の資格が取得できる“ヒューマン系列”を設けている。
この四系列と大学・短期大学部各学科の学習分野で合致する点が多く、これまでから福祉関係の出張講義や大学設備を利用した福祉実習など協力関係を築いてきた。
今回、高校生が抱く夢をともに育み、大学の知の力を地域へと還元するため、人材交流や知的資源の相互活用をより一層進める「協定書」を締結する運びとなった。
同大学で開かれた調印式には、学校法人滋賀学園・森美和子理事長と森亘事務局長、びわこ学院大学総合教育支援センター・若野哲夫センター長、日野高校・野瀬芳孝教頭らが出席。
協定書に調印後、村澤学長は「人間福祉・児童福祉・介護福祉について多くの実績を残してきた教育財産を、日野高校と共有して高めていきたい。手を取り合い、共通目標である地域に貢献できる人材育成にも取り組んでいきたい」と語り、川越校長も連携強化に期待を寄せた。
今後、大学側は教育・福祉関連の講義開講や実習設備を生かした入浴実習への生徒受け入れ、ヒューマン系列の教員向け勉強会を実施し、高校側は基礎教養講座(主に公務員試験・教員採用試験対応)への講師派遣や教育実習の受け入れなど教員育成面で協力していく。







