大会と世界ろう記録を更新
◇東近江・竜王町
竜王町山之上在住の森本真敏選手(24)が九日、聴覚障害者のオリンピック「第二十一回夏季デフリンピック」(九月五~十五日、台湾・台北市)の陸上競技男子ハンマー投げで、大会記録と世界ろう記録を塗り替えて金メダルに輝いた。
パラリンピックよりも古い歴史を持つデフリンピックは、四年に一度開催される聴覚障害者の世界大会で、オリンピックと同じルールで運営されている。
日本選手団(百五十四人)の旗手を務めた森本選手は、日本ろう記録(63・25メートル)と世界ろう記録(59・44メートル)の保持者で、昨年トルコでの「第一回世界ろう者陸上競技選手権大会」でも金メダルを獲得している。
今大会は、実力を兼ね備えながらも出場機会に恵まれなかった四年前の悔しさをバネに挑み、プレッシャーや周囲の期待・声援を力に変えて61・08メートルを記録。自らの世界ろう記録とともにデフリンピックの大会記録(56・60メートル)も更新し、世界王者の地位を確立した。
地元の山之上東出地区では、翌十日午前六時過ぎに掲示板など十カ所に広報号外が貼り出され、森本選手金メダルの吉報を知った地域住民らは喜びを分かち合った。







